お米について

お米は生鮮食品です。野菜と同じで湿気や乾燥に敏感です。また、呼吸をしているため、においを吸収しやすい食品となります。そのため保存方法によって鮮度、風味、味が大きく変わってきます。適切な保存方法、保存期間を知り、常に美味しいお米を食べましょう。

保存方法

お米は日光の当たらない、低温で温度変化の少ない場所で保存しましょう。また、お米はにおいを吸収しやすいため、においの強い食品と一緒に置くとそのにおいを吸収してしまうため、におい移りしにくい密閉容器で保管すると良いでしょう。チャック付きの食品保存袋やペットボトルなどに入れ、冷蔵庫や野菜庫での保存をおすすめします。

保存期間

精米後のお米はしっかりと保存していても酸化が進んでいきます。鮮度がよく、おいしい状態は精米日から1カ月程度までと言われています。そのため、購入する際は1カ月程度で消費できる量を購入する事を心がけましょう。

虫、カビ

ご家庭でお米を保存する際、高温多湿の場所で保存されますと、虫やカビが発生する恐れがありますのでご注意下さい。(例:夏場のシンク下など) また、虫、カビが発生したお米は廃棄するようにしましょう。

被害粒

白いお米の中に黒い斑点がついているお米が混入していることがございます。原因は虫や熱などの原因によって表面が変色したためです。主な原因はカメムシの食害ですが、人体に害はないので食べても問題ありません。気になる場合は取り除いて食べるようにしましょう。

また、着色米(何らかの原因で色がついてしまったお米)などの混入を防ぐため、提携農家様はそれらを取り除く色彩選別機という機械を導入しております。しかしながら、100%取り除くのは非常に難しく、少し混ざる事があります。ご理解ください。

品種

お米には多数の品種が存在します。2023年産の農産物検査をおこなう産地品種銘柄の合計は、水稲うるち玄米で928銘柄、水稲もち玄米で137銘柄、醸造用玄米で230銘柄となっています。ただ、農産物検査の対象になっていない品種もあります。 出典:農林水産省Webページより(日本で作られているイネの品種

それぞれに特徴がある為、おかずによって品種を使い分けたり、違う品種のお米同士をブレンドして自分好みのお米を設計するのも、おすすめですよ。